fuzimaki

こんにちは!川端篤史です。

ここ数日、財政学の本を読み漁ってましたが、
結論、自分としては一番これがしっくりきました。

「日銀破綻」 藤巻 健史 著

藤巻さんは一橋大学商学部を卒業後、
ノースウエスタン大学大学院・ケロッグスクールという
全米でも屈指の名門校でMBAを取得され、
その後はモルガン銀行に入行し、
支店長に抜擢されると共に、同行会長から
「伝説のディーラー」との称号を贈られるほどの
実力あるディーラー・実務家です。

また、その後はご存知、世界屈指の投資家、
ジョージ・ソロス氏のアドバイザーを務められました。

その後は一橋大学や早稲田大学で教鞭を取られ、
現在は参議院議員としてご活躍の、
実務家としても大変な結果を出し、
また当然、卓越した能力、判断力をお持ちで、
物事を証拠や知識、経験に基づき論理的に説明できる、
稀にみる、実務・論理両面を持ち合わせた方でした。

読む前は、実務でのご活躍は良く知っていたのですが、
それを論理的に説明するのか、
結果だけで済ませてしまうのかは
わからなかったのですが、
読んでみてよくわかったのは、
私が言うのも大変おこがましい事ですが、
世界有数の実務経験を持ちながら、
それを証拠や知識、経験から
誰もが納得しうる論理的な説明ができる、大変稀有で、
今の日本には本当に必要な方だとわかりました。

大した根拠もなく不安を煽ったり、
「大丈夫大丈夫!」と無責任に心配無い、
と言うような方は
どちらも信用すべきではないと考えておりますが、
藤巻先生はそのどちらでもなく、
証拠や知識、自らの経験と共に、
現在の日本の状態が
非常に危機的な状態であることをご説明されています。

ご一読されることを、是非、自信をもってお勧めします。